デジタルコンテンツ白書2024 発刊セミナー開催のご案内
2024年09月03日
一般財団法人デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は9月17日に、『デジタルコンテンツ白書2024』発刊セミナーを開催します。
プログラムの第1部では、前年に引き続きプラス成長を記録し、当協会が調査を開始した2001年以降で過去最高を更新した「2023年のコンテンツ産業の市場規模」について解説します。
第2部パネルディスカッション「AI音楽ツールの今 ~作家ソンとAI歌声合成システム」では、『デジタルコンテンツ白書』編集委員長の内山隆氏がコーディネーターを務め、音楽ビジネスで活躍する皆さまを講師にお迎えし、講師の皆様の豊富なご経験と専門知識から、音楽ビジネスにおける生成AI活用の最新動向と今後の可能性について貴重な知見をご披露いただくパネルディスカッションを行います。
1.日時: 2024年9月17日(火)15:00~17:30
2.会場: ZOOMウェビナー
3.プログラム:
15:00 開 会
15:05~15:30第1部 「日本のコンテンツ産業の市場規模2023」について
前年に続き、過去最高を更新したコンテンツ産業「2023年のコンテンツ産業の市場規模と動向」について、解説します。
【解説】福島 寿恵(一般財団法人デジタルコンテンツ協会 調査部)
15:30~17:30 第2部 パネルディスカッション 「AI音楽ツールの今~作家ソンとAI歌声合成システム」
生成AIは、さまざまな産業で徐々に浸透しつつあり、その技術進化に伴い、音楽産業でも重要な役割を果たすことが期待されています。
パネルディスカッションでは、「ARS presents VX-β 作家ソン※」の事例を通じて、生成AIの利活用の実際と音楽産業にもたらすポジティブな影響について紹介します。
生成AIが生み出す予測不可能なアイデアと、人間のクリエイティビティが融合することで、誰も予想しなかった新しい音楽作品が生まれようとしています。目前に迫っている未来を体感してください。
【コーディネーター】
内山 隆氏
青山学院大学 総合文化政策学部 教授。専門は「映像コンテンツ産業の経営戦略と政府経済政策」。公益財団法人情報通信学会会長、特定非営利活動法人映像産業振興機構VIPO理事、一般社団法人日本民間放送連盟客員研究員、総務省情報通信政策研究所特別研究員、一般財団法人放送番組国際交流センター理事
【パネリスト】氏名50音順
浅田 祐介氏
1995年にフォーライフからアーティストとしてデビュー。 プロデューサーとして、Chara、傳田真央、Crystal Kay、玉置成美、CHEMISTRY 、織田裕二、キマグレン等々、数多くのアーティストでヒット曲を送り出した日本を代表するサウンドプロデューサーの一人。
ANYTHING GOES代表取締役・Bromide.jpCOO、現JSPA(日本シンセサイザープロフェッショナル・アーツ)代表理事。
才野 慶二郎氏
2008年名古屋工業大学大学院工学研究科情報工学専攻修士課程修了。同年ヤマハ株式会社に入社し、以後主に歌声合成を中心とした音声情報処理に関連する研究開発に従事。2023年度、歌声合成の未来を模索するために1年限定で設立されたVOCALOID β-STUDIOプロジェクトにてキャプテンを務める。現在、ミュージックコネクト推進部サービス開発グループ主事。
山口 哲一氏
音楽プロデューサー/エンターテック・エバンジェリスト。起業家育成と新規事業StudioENTRE代表取締役。エンターテック・ユニバーシティ学校長。iU超客員教授、内閣府知財戦略本部委員、プロ作曲家育成「山口ゼミ」主宰。『AI時代の職業作曲家スタイル』『コーライティングの教科書』『音楽業界の動向とカラクリがわかる本』他著書多数。
脇田 敬氏
音楽プロデュース、マネジメント、マーケティング。有限会社FLYMUSIC、株式会社LAB代表取締役。洗足学園音楽大学講師。レコード会社勤務、ライブハウス/クラブ・マネージャーなどを経て、デジタル時代の音楽ビジネス知識を活かしたマネジメント、プロデュースを行うと共に音楽ビジネス知識を広める発信や著述活動や人材育成を行う。リットーミュージックより著書『音楽デジタルマーケティングの教科書 ポストSNS時代のヒットの作り方』(山口哲一との共著)を出版。https://lit.link/wakita
※「ARS presents VX-β 作家ソン」
・VX-β作家ソン(作曲家×ハッカソン)について
ARS presents VX-β 作家ソン(作家×ハッカソン)supported by YAMAHA VOCALOID β STUDIO2024年4月6日、7日の2日間、AI歌声生成ツールVX-βを使用して約30名のプロ作曲家、クリエイターが期間内にチームを組み楽曲を制作し発表、ディスカッションしました。ハッカソン(Hackathon)とは、「ハック(hack)」と「マラソン(marathon)」を組み合わせた造語。ITエンジニアやデザイナー、プログラマーなどが集まり、限られた時間で開発を行い成果を競うイベント。このハッカソンの手法をもとに、プロ音楽クリエイター、ツール開発者、事業者が集い、新しいテクノロジーの可能性について考えました。
・ARSについて
プロ音楽クエイターを中心に構成されるAI生成ツール研究会「ARS」(AI Resonate Society、代表:浅田祐介、共同代表:山口哲一)
17:30 閉会
4.参加費:無料
5. お申込み方法:Peatixからお申込をお願いします。
⇒⇒⇒ Peatix URL https://dcaj20240917semi.peatix.com
申込締切り日時: 9月17日(木)13時
6.注意事項:
本セミナーの録画、録音は、固くお断りします。本セミナーで提供されるコンテンツに係る著作権(著作権法第27条及び第28条の権利を含む)は、講師、当協会又は当協会が許諾を受けた第三者(以下総称して「権利者等」という)に帰属しており、いかなる方法においても権利者等の許可なく著作権法の枠を超えて使用することを禁止します。
[問い合わせ先] 一般財団法人デジタルコンテンツ協会 調査部 hakusyo@dcaj.or.jp