激変するデジタルコンテンツ ~AIは何をもたらすか?!~ Vol.3
2023年06月14日
AIの進化が我々の仕事や日常の生活を一変させています。
どうやってついていけばいいんだ!とお悩みの皆様、
少し観点を変えてみませんか?!
...という問題意識で、DCAJ会長であり、
アーティスト/東京大学名誉教授の河口洋一郎が
いま、各界の専門家はこの変化をどう捉え、我々の未来について
どう考えているかを探る対談シリーズを始めました。
「激変するデジタルコンテンツ ~AIは何をもたらすか?~」
今回のVol.3では、VR、ARと認知科学・心理学の知見を融合して
人間の能力やコミュニケーションを拡張する研究で
数々の賞を受賞されている東京大学准教授 鳴海拓志先生、
身近な生き物のようなロボットを開発し、ソフトロボティクスの
第一人者としてご活躍の明治大学准教授 新山龍馬先生 を迎え、
DCAJ会長 河口洋一郎との鼎談を行いました。
人間同士や、やわらかロボットとのコミュニケーションに、
また研究や教育にAIはどう関わっていくのか...
どのような鼎談になりますか、皆様のご参加をお待ちしております!
====== 開催概要 ======
【日 時】 2023年6月28日(水)14:00-15:00 (13:50リンクオープン)
【形 式】 Zoom Webinar(録画配信)
【参加費】 無料(参加登録制)
【申 込】https://dcaj-seminar-0628-23.peatix.com
【登壇者】
河口 洋一郎 Yoichiro Kawaguchi
東京大学名誉教授・アーティスト
DCAJ会長 各種コンテスト審査委員長等を務める。1975年よりCGの制作を始めたメディアアートの先駆者。
1982年国際学会SIGGRAPHに独自プログラミングGrowth Model を用いた3DCG 作品で世界デビュー。その後、今日まで作品を作り続けている。デジタルとリアルの境界を超えたコンセプトを70年代から描き続け、今日のメタバースの発展でも、彼のアイディアを実現するには至っていない。
2023年、ACM SIGGRAPH 50周年記念 世界の卓越したCGアーティスト13名に選出。
鳴海 拓志 Takushi Narumi
東京大学 大学院 情報理工学系研究科 准教授
2006年東京大学工学部システム創成学科卒業.2008年東京大学大学院学際情報学府修了.2011年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了.東京大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻助教,講師を経て,2019年より准教授,現在に至る.博士(工学).JSTさきがけ研究者.バーチャルリアリティや拡張現実感の技術と認知科学・心理学の知見を融合し,限られた感覚刺激提示で多様な五感を感じさせるためのクロスモーダルインタフェース,身体と心の相互作用を活用して人間の認知,行動,能力を変化させるゴーストエンジニアリング等の研究に取り組む.
文部科学大臣表彰若手科学者賞,日本バーチャルリアリティ学会論文賞,ヒューマンインタフェース学会論文賞,文化庁メディア芸術祭
エンターテインメント部門優秀賞,グッドデザイン賞など,受賞多数.
新山 龍馬 Ryuma Niiyama
明治大学 理工学部 機械情報工学科 准教授
ロボット研究者。2005年、東京大学工学部を卒業。2010年、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了、博士号取得。
マサチューセッツ工科大学(MIT)にて研究員(コンピュータ科学・人工知能研究所、メディアラボ、機械工学科)を経て、2014年より現職。生物規範ロボットおよびソフトロボティクスの研究を主軸として、ディジタルとフィジカルを行き来できるロボティクスの開拓を目指す。著書に『やわらかいロボット』(金子書房)がある。
<お問合せ>
一般財団法人デジタルコンテンツ協会
intl-dept@dcaj.or.jp