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「HMDを中心とした没入型映像システムに関する戦略策定」事業について

2017年04月12日

「ヘッドマウントディスプレイを中心とした没入型映像システムに関する戦略策定」報告書について

 本報告書は、一般財団法人デジタルコンテンツ協会が、一般財団法人機械システム振興協会から平成28年度事業として受託した「ヘッドマウントディスプレイを中心とした没入型映像システムに関する戦略策定」の成果をまとめたものです。
 ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を中心とした没入型の体験ができる映像システムが話題となり、2016 年には相次いで製品版が発売されました。こうした没入型映像システムは、提示された映像空間にあたかも体験者自身が存在するような極めて高いリアル感に加え、映像空間内を移動しているような感覚をえます。この再現力は、映像のみならず産業用に新たな多くの利用可能性を生み出すものと期待されますが、人体への負荷等、負の影響も懸念されています。
 本事業では、ヘッドマウントディスプレイを中心とした没入型映像システムという新しい分野の新しい技術をどのように社会システムに組み込んでいくかについて検討することを目的としてHMD 戦略策定委員会を設置しました。委員会において、没入感の要素とその手段の分析・整理や相関性の検証を行い、そうした結果を求められる要件としてまとめました。また産業分野での応用の可能性について、委員会メンバー以外19社に対するヒアリングを行い、本格普及のためには、HMD の性能・価格改善、利用者の安全確保等、解決すべき多くの課題があることを認識しました。
 そうした成果を統合する形で、新たな産業領域での利活用を念頭に3つの提言をまとめております。

下記より「ヘッドマウントディスプレイを中心とした没入型映像システムに関する戦略策定」報告書をダウンロードできます。

没入型映像システムに関する戦略策定報告書_前半.pdf

没入型映像システムに関する戦略策定報告書_後半.pdf

〇問い合わせ先: (一財)デジタルコンテンツ協会 技術部 大塚・須藤 TEL03-3512-3902